Season11第4話、五郎が向かったのは神奈川県厚木市・本厚木。会社のデスク選びをめぐる商談では、まさかの展開が待っていました。腹が減った五郎が住宅街を歩いていると、建物の壁に大きな赤いリボンを発見。吸い込まれるように扉を開けると、そこには本格イタリアンの隠れ家がありました。
自分の机にないものをすすめていいのか問題
今回の五郎の仕事相手は、会社のデスクを新調したいというお客さん。五郎がコンセント付きのデスクタイプをすすめると、商談相手からひと言。「あなたの机にはコンセントがついていますか?」
ついていない、と答えると、「自分の机にないものをすすめるのは何か引っかかる」という話に。スポーツカー好きの営業マンがお客にセダンをすすめるのが微妙、という例えまで出てきて、場の空気がじわじわと重くなっていきます。
そこに割って入ったのが、お店のスタッフ。「お客様に合うからすすめているのであって、自分の好みを押しつけていないのはむしろお客様を思ってのことでは」という説明が、絶妙なタイミングで場を救いました。それを聞いた商談相手もすっと納得して、空気がほぐれていく。
腹が減った五郎が街に出ると、住宅街の路地に大きな赤いリボンが目に入ります。それが「タベルナ ラ・メッセ」の目印でした。
ちなみにオチも秀逸で、食事を終えた五郎がお店を出たところに電話が。「会社の若い人に聞いたら、コンセント付きのほうがいいと言うので、そちらにします。寄り添います」とのこと。あの商談、ちゃんと着地していました。
「タベルナ ラ・メッセ」ってどんなお店?
住宅街の中に突然現れる、大きな赤いリボン。これがタベルナ ラ・メッセの目印です。1999年創業、この道50年を超えるシェフとマダムが切り盛りする、本格イタリアンの隠れ家。
店名の「タベルナ」はイタリア語で食堂、「ラ・メッセ」は収穫という意味。つまり「収穫食堂」という想いが屋号に込められています。食材は地元・厚木の有機野菜や豚肉、そして小田原漁港から毎日直送される新鮮な魚介を使用。地産地消の精神を大切にしながら、パスタやチーズ、ワインはイタリア産にこだわるというスタンスです。
気取らない食堂のような入りやすさと、本格的な料理を両立させているというのが、このお店が長年愛されてきた理由のひとつだと思います。
亡くなられたご主人が描かれた絵が壁に飾られていて、それがまたお店の温かみに一役買っていました。
第4話で五郎が食べたもの
- 山りんごとバルベリーのジュース(ワイングラスで)
- ミネストローネ
- バーニャカウダ(ハーフ)
- フォカッチャ
- 脾臓のパニーニ
- 海の幸いっぱいのリゾット
- ドルチェ ハーフアンドハーフ(イタリアンプリン・カンノーロ)
最初の一杯が面白くて、下戸の五郎が頼んだのは山りんごとバルベリーのジュース。でもワイングラスで出てくるので、見た目はまるで赤ワイン。いつもの五郎では見られない、ちょっと優雅な光景でした。
脾臓のパニーニは、シチリア・パレルモの名物料理「パーネ・コン・ミルツァ」がベース。豚の脾臓をラードで3時間かけて丁寧に煮込み、表面をパリッと焼き上げた特注パンに挟んだもの。日本ではほとんど目にすることのない一品です。
海の幸いっぱいのリゾットは、小田原漁港から届くその日の魚介をふんだんに使ったもの。最後のドルチェはイタリアンプリンとカンノーロのハーフアンドハーフ。カンノーロはカリッとした生地に甘いクリームが詰まったシチリアのお菓子です。
「ナンノコッタ パンナコッタ」
ドルチェの説明をするくだりで、マダムがパンナコッタのところで放った一言が「ナンノコッタ パンナコッタ」。
思わず笑ってしまいますが、これはマダムの定番フレーズだったようで、ふらっとQUSUMIでも実際のマダムがこの言葉を披露していました。ドラマのセリフとして採用されるくらいですから、お客さんにも長年愛されてきたひと言なんでしょうね。デザートのプレートをずらっと持ってきて「見せびらかしにまいりました」という登場の仕方も含めて、マダムのキャラクターが全部つまったシーンでした。
「ふらっとQUSUMI」で判明したこと
ドラマでマダムを演じていたのは女優さんでした。ただ実際のマダムもふらっとQUSUMIに登場していて、「ナンノコッタ パンナコッタ」が本物のマダムの定番フレーズであることを披露していました。亡くなられたご主人が描かれた絵とともに、長年このお店を支えてきた方の温かさが伝わってくるコーナーでした。
店舗情報
- 店名: タベルナ ラ・メッセ(Taverna La Masse)
- 住所: 神奈川県厚木市旭町3-3-17
- 電話: 046-227-6164
- 営業時間: 平日 ランチ11:30〜15:00(L.O.14:00)/ディナー18:00〜22:00(L.O.20:00) 土・日・祝 ランチ11:30〜15:00(L.O.14:00)/ディナー17:30〜22:00(L.O.20:00)
- 定休日: 月曜・火曜(祝日にあたる場合は営業)
- アクセス: 小田急小田原線 本厚木駅より徒歩約8分
- 駐車場: あり(店前1台+向かいに数台)
※訪問前に営業時間・定休日の変更がないかご確認ください。
まとめ
本厚木の住宅街に、あんなお店が潜んでいたとは。赤いリボンを目印に、マダムのトークを楽しみながら食べるイタリアン。「ナンノコッタ パンナコッタ」は、現地で聞いてこそ味わいがあるはずです。脾臓のパニーニという珍しい一品も含め、気になることだらけのお店です。
Season11の他のエピソードのロケ地は、こちらの全話まとめ記事にまとめています👇


