ドルビーシネマとは?映画「8番出口」を観たまらしぃさんがきっかけで調べてみた

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先日、推しのまらしぃさんが「先日やっと見に行けました😍😍😍」と映画『8番出口』について投稿されていて、その嬉しそうな様子にファンとしても思わずほっこり。
添えられた写真には“Dolby Cinema”の文字も写っていて、後日の配信でも「ドルビーシネマで観た」と語られていました。

ちなみに、まらしぃさんと主演の二宮さん(ニノさん)は、10年以上前から音楽や映像作品で関わりのあるお二人。
最近ではようやく直接お酒を酌み交わす機会があったそうで、そんな背景もあって今回の映画鑑賞は特別なものだったのかもしれません。

まらしぃさんと二宮さんの10年越しの関係性については、こちらの記事をご覧ください👇

私はドルビーシネマなるものを知らなかったので、「それって何?」と気になり、調べてみることにしました。

ドルビーシネマとは?未体験の私が調べてみた

「ドルビー」と聞くと音響技術のイメージが強い方も多いかもしれませんが、ドルビーシネマは“映画を観る空間そのもの”にこだわった劇場体験のこと。
映像・音響・空間設計の3つが融合した、まさに“没入型シネマ”です。

映像:ドルビービジョン

  • 最大100万:1のコントラスト比で、“本物の黒”を再現
  • 明暗の差がくっきり出るので、暗いシーンでも細部が見える
  • 映像の色彩や深みが、通常のスクリーンとは段違い

『8番出口』のような“異変探し”系の作品にぴったりですね

音響:ドルビーアトモス

  • 音が頭上や背後など、空間を移動する立体音響
  • 不穏な気配や環境音がリアルに感じられる
  • セリフだけでなく、空間の“気配”まで伝える音設計

異変に気づく作品だからこそ、音の違和感が重要なんですよね。

空間設計:劇場全体が“黒”

  • 内装は黒基調で、余計な光を排除
  • 映像に集中できるよう設計された空間
  • 座席の角度やスクリーンとの距離も計算されている

ちなみに、まらしぃさんは一番後列で観たそうです。
ドルビーシネマはどの席でも映像と音響のバランスが良いように設計されているらしく、「せっかくならいい環境で」と選んだ理由に納得。

IMAXとの違い

ドルビーシネマは、映画好きの間でよくIMAXと比較されることがあります。
どちらも“特別な映画体験”を提供する劇場ですが、体験の方向性や得意とするジャンルに違いがあるようです。

IMAXの特徴

  • 超大型スクリーンで、視界いっぱいに映像が広がる
  • 高解像度で、細部までくっきりと映し出される
  • 湾曲スクリーンにより、包み込まれるような映像体験
  • IMAX専用カメラで撮影された作品では、上下の画角が広がることも
  • 音響は重低音の迫力が強く、身体に響くような感覚がある

ドルビーシネマとの違いは、映画体験の“方向性”にあります。
IMAXが「圧倒されるような迫力型」だとすれば、ドルビーシネマは「静かに入り込んでいく没入型」。
『8番出口』のように、暗い空間で異変に気づいていくような作品には、ドルビーの繊細な映像と音響がより合っているように感じました。

ドルビーシネマはどこで観られる?料金は?

ドルビーシネマは、全国にわずか11カ所しかありません(2025年10月現在)。
北海道から九州まで、主要都市に点在していて、例えば以下のような劇場があります:

  • 新宿バルト9(東京)
  • 丸の内ピカデリー(東京)
  • MOVIXさいたま(埼玉)
  • T・ジョイ梅田(大阪)
  • ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)
  • T・ジョイ博多(福岡) など

まらしぃさんは名古屋のミッドランドスクエア シネマで鑑賞されたのでしょう。
「せっかくだからいいところで観たかった」と語っていたように、ドルビーシネマは映像・音響・空間すべてが特別に設計された劇場です。

鑑賞料金は通常の映画料金に加えて、追加料金がかかります。
その金額は劇場によって異なり、+500円のところもあれば、+600円〜+700円の設定になっているところもあります。
また、「ドルビーシネマ」の追加料金は、ドルビーアトモスなどの音響のみの料金とは異なりますので、混同しないよう注意が必要です。

料金を確認する際は、利用する劇場の公式サイトの「料金案内」ページをチェックするのが確実です。
映画館ごとに細かく設定されているため、事前に確認しておくと安心です。

映画『8番出口』について

この作品は、インディーゲーム『EXIT 8』を原作とした映画です。
ゲームでは、白い地下通路を何度も進みながら、“異変”を見つけて引き返すというシンプルなルールがありました。
映画版でもその世界観が踏襲されていて、主人公の“迷う男”が出口を目指して通路を進む中、少しずつ異変が現れていきます。

壁に掲げられたルールは、「異変を見つけたら引き返す」「見つからなかったらそのまま進む」といったもの。
観客も主人公と同じ視線で異変を探しながら進む構成になっていて、まるでゲームをプレイしているような感覚に近いかもしれません。

セリフは最小限で、表情や動作、空間の変化によって心理が描かれていくスタイルです。
ジャンプスケアのような派手な怖さではなく、じわじわと不安が積み重なるタイプの作品で、観る人によって解釈が分かれる余地もあるようです。

私はまだこの映画を観ていません。怖い映画が少し苦手で、劇場に足を運ぶ勇気が出ずにいます。
でも、まらしぃさんが「やっと観に行けました😍😍😍」と投稿されていたことや、「せっかくだからいいところで観たかった」と語っていた様子から、この作品はただ怖いだけではなく、“空間や違和感を味わう体験型”の映画なのでは?と気になってきました。

まらしぃさんは最後尾の席で、お酒を飲みながら鑑賞されたそうです。
映画の内容には触れていませんが、その選び方に“空間を含めて楽しむ”というスタンスが感じられて、印象に残りました。

まとめ:“いいところで観る”という選択

今回調べてみて、ドルビーシネマが通常の映画館とはまったく違う空間であることがよく分かりました。
まらしぃさんにとって、ニノさんは特別な存在であろうことから、そんな作品を観るなら“いいところで”とドルビーを選ばれたのも納得です。

私自身も、自分にとって思い入れのある特別な映画があれば、ドルビーシネマで観てみたいと思いました。
ただ、8番出口をドルビーで観る勇気は…今のところ私にはありません。

みなさんも、ぜひ特別な映画をドルビーシネマで観てみてはいかがでしょうか。
空間ごと味わう映画体験は、きっと記憶に残るものになるはずです。

まらしぃさんのプロフィール記事はこちらです👇

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