コンビニ兄弟ロケ地|門司港レトロに完全にハマった建物の話

ロケ地
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4月28日スタートのNHKドラマ10『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』。
中島健人さん主演で、舞台はまるごと福岡県北九州市の門司港という、ドラマファンにとってもロケ地好きにとってもたまらない作品です。

で、ロケ地を調べようと思って門司港について検索していたら……建物が好きすぎて完全に沼ってしまいました。

明治・大正時代の洋館がこれでもかと残っている街、門司港。
レトロ建物好きとしては「なんで今まで知らなかったんだ!」という感じです。

ドラマのこともちゃんと書きますが、まずは建物の話をさせてください。

本記事では、ドラマ「コンビニ兄弟」のロケ地として注目される門司港レトロの見どころと、実際に巡れる歴史的建物をまとめています。

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門司港レトロとは?歴史と見どころを簡単に解説

福岡県の最北端、関門海峡のすぐそばにある港町です。

明治22年に大規模な港の整備が始まり、筑豊の石炭や米を積み出す国際貿易港として急成長。
大正時代には欧州航路の寄港地にもなって、銀行・商社・税関・社交クラブなどのハイカラな洋館がどんどん建てられていきました。
当時の人は「一丁ロンドン」と呼んでいたそうで、それ、めちゃくちゃ見てみたかった……!
その後、関門鉄道トンネルの開通(1942年)などで港の役割が変わり、だんだん寂れていきます。

でも逆にそのおかげで、昭和の再開発をくぐり抜けて古い建物が残ったんですね。

1988年から歴史的建造物を保存・活用する「門司港レトロ」整備事業がスタート。
今では明治・大正の洋館がぎゅっと集まった人気観光地になっています。
明治村が好きな人には刺さること間違いなし、です。

門司港レトロの歴史的建物|徒歩で巡れる名所まとめ

まず最初にお伝えしたいのは、これらの建物がほぼ無料か超低価格で見られるということ。
太っ腹すぎます。

JR門司港駅(大正3年・1914年築)── 現役の駅なのに国の重要文化財

門司港レトロエリアの玄関口となる駅舎で、1914年(大正3年)創建。
左右対称のネオ・ルネッサンス様式で、中央部は「門」の文字を表現しているといわれています。

1988年に鉄道駅舎として日本で初めて国の重要文化財に指定。
現役の駅で重要文化財指定を受けているのは、なんと門司港駅と東京駅の2つだけなんです。

2012年から約6年半の保存修理工事を経て、2019年に大正時代の姿に復原されてグランドオープン。
今も実際に列車が発着している駅としてこれが現存しているの、ちょっとすごくないですか。

そしてこの駅舎の中に…あの「重要文化財のスターバックス」があります(後述)。

門司港駅のスタバ(重要文化財)の見どころやアクセスはこちら👇

旧門司三井倶楽部(大正10年・1921年築)── アインシュタインが泊まった部屋がある

三井物産の社交倶楽部として建てられた木造2階建て。
こちらも国の重要文化財です。

ハーフティンバー様式というヨーロッパ伝統の建築工法で、木の骨組みが外観のデザインとして見えているのが特徴。
ダークブラウンの木部と白い壁のコントラストがおしゃれ。
内部にはアールデコ調の暖炉や幾何学模様の飾りが施されていて、大正モダンの空気がそのまま残っています。

有名なのが2階の「アインシュタインメモリアルルーム」。
1922年に来日したアインシュタイン博士が日本各地を講演旅行した際、ここに宿泊。
当時の部屋の様子が再現されています。
また、門司港出身の作家・林芙美子の記念室も。

1階はレストランになっているので食事もできます。

旧大阪商船(大正6年・1917年築)── オレンジ色のタイルと八角形の塔屋が目印

大正6年に大阪商船門司支店として建てられた建物。
鮮やかなオレンジ色のタイルと白い石の帯、そして八角形の塔屋が特徴的です。
この八角形の塔屋、当時は灯台の役割を果たしていたそう。
建設当時は建物が海に面していて、専用桟橋から直接船に乗り込めたとか。

1階は台湾・中国・インド・ヨーロッパへ向かう船客の待合室、2階はオフィスとして使われていました。
今は1階に北九州市出身のイラストレーター・わたせせいぞうさんのギャラリーが入っています。

観覧料は150円。やすい。

旧門司税関(明治45年・1912年築)── 壁の厚さ約50cmのレンガ建築

明治45年に建てられたレンガ造りの税関庁舎。
「イギリス積み」という工法で作られた壁は厚さが50cm近くあります。
門司空襲で屋根を失ってしまったのですが、当時の写真をもとに復元されました。

今は1階に休憩スペースやカフェ、税関のPRコーナーがあって無料で見学できます。

門司電気通信レトロ館(大正13年・1924年築)── 赤い電話ボックスが目印

門司で最初の鉄筋コンクリート建築(大正13年)。
明治から昭和にかけての懐かしい通信・電話機器などを展示しています。
こちらも無料。

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重要文化財のスタバに行きたい

本題(?)です。

JR門司港駅の駅舎内、旧三等待合室を改装したスターバックスがあります。
1914年に建てられた重要文化財の建物の中でコーヒーが飲めるというこの贅沢さ。
駅の雰囲気を残しながら改装されていて、大正時代の空気の中でラテを飲む体験ができます。

ここに行くためだけに門司港に行く価値があると思う。
「いつか絶対行く」リストに追加しました。

門司港駅のスタバの詳細はこちら👇

門司港名物「焼きカレー」のことも忘れずに

レトロ建物めぐりのお昼は焼きカレー一択らしいです。
地区内だけで20店舗以上あるという門司港の名物グルメ。
オーブンで焼いたカレーにチーズをとろりとかけたもので、喫茶店レトロな雰囲気と相性が抜群。
コンビニ兄弟の中でも食べ物ネタが出てくるのか、今から楽しみ。

で、ドラマ「コンビニ兄弟」はどんな内容?

だいぶ建物の話をしましたが、ドラマについても。

原作は本屋大賞作家・町田そのこさんの人気小説シリーズ。
門司港にある地域密着型コンビニ「テンダネス門司港こがね村店」が舞台です。

フェロモンだだ漏れのイケメン店長・志波三彦(中島健人)と、謎の野性的な男・ツギ(演じるのは…)が実は兄弟だったことが発覚。
コンビニにやってくる悩みを抱えた人々を、ミツとツギがスタイリッシュに解決していくハートフルコメディです。
パート店員・光莉(田中麗奈)が店長を観察してWEB漫画を描いているという設定も面白い。

NHK総合で4月28日(火)22時スタート、全10話。
NHK ONEで同時・見逃し配信も予定されています。

原作小説では門司港レトロ地区の実在のスポットが名前そのままで登場するそうなので、ドラマを見てから(見ながら)巡礼するのが一番楽しそう。

正直、ここまで“歩くだけで楽しい街”はなかなかありません。
建物好きなら、確実に時間が足りなくなりそうです。

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まとめ:コンビニ兄弟×門司港レトロは「建物好き」にも刺さる

ドラマの聖地巡礼目的はもちろん、レトロ建築好き・歴史好きにとっても門司港は宝の山です。

主な見どころをまとめると

  • JR門司港駅(大正3年)── 現役駅舎で重要文化財、中にスタバあり
  • 旧門司三井倶楽部(大正10年)── 重要文化財、アインシュタインの宿泊部屋が残る
  • 旧大阪商船(大正6年)── オレンジのタイルと八角形塔屋、入場無料
  • 旧門司税関(明治45年)── 厚さ50cmのレンガ壁、入場無料
  • 門司電気通信レトロ館(大正13年)── 入場無料

お昼は焼きカレーで決まり。

ドラマは4月28日スタートなので、放映後にロケ地情報もわかり次第追記します。

とにかくまず自分が行きたいので、いつかかなったらそれもレポートしたいところです。

※アクセス:JR門司港駅下車すぐ

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