まらしぃさん、知事を表敬訪問!あいち県民の日テーマソング『愛を知る』を制作

まらしぃさん

名古屋市出身の人気ピアニストであり、私の推しであるまらしぃさんが、2025年10月29日、何と愛知県の大村秀章知事を表敬訪問しました。
今回の訪問は、11月27日の「あいち県民の日」に向けて、まらしぃさんがテーマソング『愛を知る』を制作・担当することになった報告のため。
故郷・愛知への想いを込めた一曲は、県民の日を盛り上げる象徴として、記念イベントでの生演奏も予定されています。

この記事では、テーマソング制作の背景、表敬訪問の様子、そしてまらしぃさんが音楽で地元とつながる姿を詳しくご紹介します。

『愛を知る』制作の背景と依頼経緯

2025年の「あいち県民の日」は、県政150周年を契機に制定された記念日で、県民の郷土愛を育み、地域の魅力を再発見する機会として、県内各地でイベントが企画されています。
その象徴として制作されたのが、テーマソング『愛を知る』です。

愛知県はこの楽曲の制作を、名古屋市出身のピアニスト・まらしぃさんに依頼しました。県の公式発表では、「あいち県民の日を広く県民の皆様に知っていただくとともに、一層の機運醸成を図るため」として、まらしぃさんの起用理由を説明しています。
YouTubeを中心に活動し、繊細かつ情熱的なピアノ演奏で知られるまらしぃさんは、地元・愛知への深い愛着を持つアーティストとして、県民の日の想いを音楽というかたちで届ける役割を担うことになりました。

この依頼を受けたまらしぃさんは、2025年10月29日に愛知県公館で行われた表敬訪問の場で、「ピアノを続けてきてよかった」と語り、故郷への感謝と誇りを音に乗せて表現したと報じられています。

楽曲タイトル『愛を知る』には、「愛知」という地名に込められた“愛”と“知”の意味を重ね合わせながら、地域とのつながりを改めて感じるきっかけになってほしいという願いが込められています。

表敬訪問の様子

2025年10月29日、まらしぃさんは愛知県公館を訪れ、大村秀章知事にテーマソング『愛を知る』の制作を報告しました。
この表敬訪問は楽曲完成の節目として行われたもので、まらしぃさんはスーツ姿に兜とサングラスを身に着け、大きなスニーカーを履いて登場しました。

兜姿は、2025年のフジロックで初めて披露されたスタイルで、普段は顔出しを控えて活動しているまらしぃさんが、不特定多数の人が観る場で選んだ新たな表現のひとつなのかもしれません。
初めてこの姿を見た方は驚いたかもしれません。私自身も初めて見たときはかなりびっくりしました。
なお、今回の訪問にあたっては、一度ネクタイと革靴を試してみたものの「余計におかしかった」(笑)と感じたためスニーカーに変更したと、後日の配信で語っています。

訪問の冒頭では、まらしぃさんが自身のアイコンである“猿”のぬいぐるみを知事に手渡す場面もありました。動画やSNSでもおなじみのキャラクターで、ファンにとっては象徴的な存在。知事も笑顔で受け取り、場の雰囲気は一気に和やかになりました。

その後、まらしぃさんはピアノでテーマソング『愛を知る』をワンコーラス披露。さらに続けて、代表曲『千本桜』も演奏しました。
演奏中、映像には知事の表情は映っていませんが、まらしぃさんはいつものようにリラックスした様子で、楽しそうに鍵盤に向かっていました。
演奏後には、「ピアノを続けてきてよかった」と語ったと報じられており、故郷・愛知の公式テーマソングを手がけることへの感慨がにじんでいたと伝えられています。

この訪問の様子は、愛知県公式YouTubeチャンネルで公開されており、猿のぬいぐるみの手渡しや演奏シーンなどが記録されています。

記念イベントでの生演奏──『愛を知る』初披露の舞台

2025年11月27日(木)、愛知県芸術文化センター・芸術劇場大ホールにて「あいち県民の日記念イベント2025」が開催されます。
このイベントでは、まらしぃさんがテーマソング『愛を知る』を生演奏で初披露する予定です。県民の日を彩る一曲として、記念イベントでの生演奏も予定されています。

イベントは18:30〜20:30の予定で、入場は無料。ただし事前申込制で、愛知県の公式ホームページにて先着順で受付が行われています。
まらしぃさんの演奏は、ピアノ1台によるソロステージで、音響機材を極力使わず、ホールに響く“生音”を大切にした構成になると予想されます。
『愛を知る』のほかにも、代表曲やカバー曲が演奏される可能性もあり、ファンにとっては貴重な体験となるでしょう。

また、イベント全体では、大同大学和太鼓部「咲楽」によるオープニング演奏や、元ハンドボール選手・土井レミイ杏利さん、元SKE48・日高優月さんらによるトークショーも予定されており、スポーツや文化を通じて愛知の魅力を語る構成となっています。
司会は東海テレビアナウンサーの纐纈琴巴さんが務め、世代や地域を越えて楽しめる内容が揃っています。

このイベントは、県民の日の認知を広げるとともに、世代や地域を越えて愛知の魅力を再発見する機会として位置づけられており、まらしぃさんの演奏がその中心を担います。

愛知県民の日記念イベント2025|参加申込ページ(愛知県公式サイト)

楽曲『愛を知る』に込められた想い

テーマソング『愛を知る』は、名古屋市出身のピアニスト・まらしぃさんが、故郷・愛知への想いを込めて制作した楽曲です。
愛知県公式サイトでも「県民の日の趣旨にふさわしい楽曲として制作いただいた」と紹介されており、地域への愛着や再発見を促すメッセージが込められています。

タイトルの『愛を知る』には、“愛”と“知”という言葉が重なることで、人や地域への思いや、学び・気づきの意味が感じられます。
まらしぃさん自身がそう語ったわけではありませんが、県民の日のテーマと照らし合わせると、そうした解釈も自然に浮かび上がってきます。

現時点ではフルバージョンは未公開ですが、表敬訪問の場での演奏を聴き、旋律の雰囲気からはまらしぃさんらしさが感じられました。
何をもって“まらしぃさんらしい”と言うかは言葉にしづらいものですが──暖かさ、楽しさ、そして名古屋(愛知)への愛着が音ににじんでいるような、そんな印象を受けました。

まらしぃさんは、東京での仕事が多い中でも名古屋に拠点を置き、スタジオも名古屋に構えています。
配信などでも「東京は少し背伸びをしないといけない」「名古屋はちょうどいい」と語っており、言葉だけでなく、生活の選択そのものからも名古屋への深い愛情が感じられます。
『愛を知る』は、そうした日々の積み重ねから自然に生まれた、まらしぃさん自身の“根”を映すような楽曲なのかもしれません。

まとめ

まらしぃさんが、ただ自分の部屋で好きな曲を弾いて配信していた日々。
その延長線上に、県民の日のテーマソングを任され、知事を訪問するようになるなんて──本人も「まさかそんなことになるとは」と驚いたようにつぶやいていました。

でも、だからこそ『愛を知る』という曲には、肩肘張らない、まらしぃさんらしい“ちょうどよさ”があるのかもしれません。
名古屋で暮らし、名古屋にスタジオを構え、名古屋が“ちょうどいい”と感じている人が、愛知のために作った音楽。
それは、誰かに向けて作ったというより、自分の好きな場所をそっと差し出すような、そんな優しさに満ちています。

11月27日の記念イベントには行けないけれど、まらしぃさんの音がどんなふうに響くのか──遠くから静かに楽しみにしています。

まらしぃさんについての記事はこちらです👇

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