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「えっ、これ実在するの!?」
ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』に登場した“大分銘菓ざびえる”が放送後にSNSを賑わせました。
昭和レトロなパッケージ、印象的なネーミング—。
実はこれ、大分で60年以上愛され続けてきた実在の銘菓なのです。
ドラマ放送をきっかけに改めて注目され、限定パッケージまで登場。
本記事では、「ざびえる」の魅力・味・歴史・購入情報をまとめて深掘りしていきます。
「ざびえる」とは?—南蛮文化が息づく大分の銘菓
「ざびえる」は、1962年に大分市の老舗菓子舗「長久堂」で発売された焼き菓子。
その名は、16世紀に豊後(大分県)を訪れたフランシスコ・ザビエルに由来します。
和と洋が融合した味わいは、“南蛮文化の香り”を現代に伝える象徴として地元で長く親しまれてきました。
味の特徴と2つのバリエーション
銀のざびえる
- バター風味の洋風生地
- 中にはなめらかな白餡
- 洋菓子のようでありながら、上品な和の落ち着きもある定番
金のざびえる
- 白餡にラム酒漬けの刻みレーズンを練り込んだ大人の味
- 洋酒の香りが豊かで贈答用にも人気
この2種類をセットで楽しめるのが、ざびえるの魅力です。
パッケージの魅力
- 金銀の個包装と、重厚感ある黒地の箱が印象的。
- ザビエルの肖像をあしらったデザインは、レトロでありながら高級感も演出。
- ドラマでは限定パッケージが使われています。
歴史と文化背景:南蛮文化の記憶を受け継ぐ銘菓
「ざびえる」は単なるお菓子ではありません。大分の歴史と文化を象徴する存在として、長年にわたり地元で愛されてきました。
フランシスコ・ザビエルと豊後の地
1549年、キリスト教を日本に伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルが来日。
その旅の中で豊後を訪れ、大友宗麟と交流を持ったことが記録に残っています。
この歴史背景から、大分は“南蛮文化の玄関口”と呼ばれることもあります。
南蛮菓子の系譜を継ぐ存在
洋風バター生地 × 和の白餡という組み合わせは、まさに和洋折衷。
「ザビエル」という名前は、異文化との交流が盛んだった地域の歴史に敬意を込めたものです。
一度は途絶えた製造…そして復活
実はざびえるには、知られざる“復活の物語”があります。
- 1999〜2000年頃、製造元である長久堂が倒産
- 一時的にざびえるの製造が途絶える
- その後、元従業員らが新会社「ざびえる本舗」を設立
- 製法を守りながら製造を継承し、ざびえるは再び世に戻った
このエピソードは、地元で語り継がれる“奇跡の復活劇”として知られています。
ドラマでの登場とSNSの反響
2025年放送のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第5話で、「ざびえる」が印象的な形で登場しました。
主人公・勝男の兄が、大分からのお土産として同僚に手渡したのが「ざびえる」。
この昭和レトロなビジュアルが話題となり、
- 「本当にあるの!?」
- 「見たことある!懐かしい!」
- 「食べてみたい!」
とSNSではトレンド入りするほどの盛り上がりに。
限定コラボパッケージも登場
- ドラマ放送を記念して、2025年11月より限定パッケージ版ざびえるが発売。
- 原作・谷口菜津子氏の描き下ろしイラスト入りペーパーが同封され、ファン垂涎の仕様に。
- 内容は通常の6個入り(金3・銀3)で、パッケージのみ特別デザイン。
このように、「ざびえる」はドラマを通じて地元の味から全国区の話題菓子へと進化しました。
購入方法・通販情報:どこで手に入る?「ざびえる」入手ガイド
ドラマで話題になった「ざびえる」、実際に食べてみたいと思った方も多いはず。
ここでは、購入方法や取り扱い店舗、注意点などをまとめました。
通販での購入
- 公式オンラインショップ「ざびえる本舗」
→ 定番商品から限定パッケージまで取り扱いあり。ギフト包装も対応。
ざびえる本舗 - 大手ECサイトでも購入可能
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
※価格や在庫状況は店舗ごとに異なるため、比較がおすすめ。
店舗での購入
- 大分空港、JR大分駅構内
- トキハ本店など大分県内の土産売り場
- 全国の百貨店で開催される九州物産展でも不定期で登場
購入時の注意点
- 限定パッケージ版は期間・数量限定のため、早めの購入がおすすめ。
- 金銀の個数比(例:金3・銀3)は商品によって異なる場合あり。
- 保存は常温でOK。高温多湿を避ければ十分
(夏場は直射日光を避けて保管)
売り切れ続出!ざびえる人気の背景
- ドラマ効果で一気に全国区に
- 限定デザインがコレクター心を刺激
- 地元民からの“懐かしさ”投稿がSNSで共鳴
- 昔ながらのパッケージに“昭和レトロブーム”がマッチ
入手困難時の対策
- 公式オンラインショップをこまめにチェック
- ECサイトで在庫比較
- 大分の店舗は入荷が朝のことが多く、午前中が狙い目
まとめ
ドラマに登場したことで、「ざびえる」は「えっ、実在するの!?」と全国にその名を轟かせました。
しかし実は、
地元大分では長年愛され続けてきた“語れる銘菓”です。
- 和洋折衷の奥深い味
- 昭和レトロなパッケージ
- 一度途絶えてからの復活物語
- 限定パッケージの登場で再注目
気になった方は、ぜひ一度食べてみてください。金と銀、どっちがお好みか、食べ比べてみるのも楽しいですよ。
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