よみぃさんについて、これまで「ハマった理由」「神演奏動画」「素顔」などの記事を書いてきましたが、ひとつ大事なことをうっかりしていました。
実は彼、ピアノだけでなく「太鼓の達人」でもプロ級の腕前を持ち、しかも公式に楽曲を提供する作曲家でもあるのです。
TBS「THE神業チャレンジ」の太鼓の達人回によみぃさんが出演しているのを観ていて、はたと思い出しました。
今回は、音楽ゲームの世界でも才能を発揮する「太鼓の達人プレイヤー・作曲家としてのよみぃさん」に焦点を当て、その実力と代表曲を深掘りしていきます。
太鼓の達人との出会いとプレイヤーとしての実力
よみぃさんが「太鼓の達人」と出会ったのは、小学生の頃だったそうです。
ピアノで培ったリズム感と反射神経を活かして、ゲームセンターでのプレイに夢中になっていったのが始まり。そこから、音楽ゲームの世界でも一目置かれる存在へと成長していきました。
YouTubeでは、超高難度の譜面を正確に叩き切るプレイ動画が多数公開されていて、「手元が見えない」「人間じゃないみたい」といったコメントが並ぶほど。
ただ速いだけでなく、音の粒がそろっていて聴いていて気持ちいいのが、よみぃさんのプレイの特徴です。
さらに注目したいのが、“道具へのこだわり”。
よみぃさんは、太鼓の達人で使う「マイバチ(自作のバチ)」を自分で作っていて、その作り方を動画でも紹介しています。
木材の選び方や長さ、重さ、グリップの巻き方まで、自分のプレイスタイルに合わせて細かく調整しているんです。
記憶があいまいではありますが、太鼓そのものを自作していた時期もあったかもしれません。演奏だけでなく、環境づくりにも妥協しない姿勢が伝わってきます。
イベントやテレビ番組でのパフォーマンスでは、ただ“上手い”だけでなく、観ている人を楽しませる“魅せる演奏”も印象的。
ピアノと同じように、太鼓の達人でも「音を楽しむ」姿勢がにじみ出ていて、そこがまた多くのファンを惹きつけている理由のひとつです。
作曲家としての実績と代表曲
よみぃさんの才能は、演奏だけにとどまりません。
なんと15歳のとき、「太鼓の達人全国大会課題曲公募」で自身が作曲した「D’s Adventure Note」が最年少で採用され、しかも人気投票で1位を獲得。これが、彼の“作曲家としての太鼓の達人キャリア”の始まりでした。
その後も、2016年・2020年・2024年と、計4回の公募で採用され、1回の応募で複数曲が選ばれることもありました。
これにより、公式採用曲は10曲以上にのぼり、公募採用曲だけでも6曲が確認されています。
公募採用曲
- 2013年:D’s Adventure Note
全国大会課題曲公募で採用。人気投票1位。よみぃさんの作曲家デビュー作。 - 2016年:GLISSANDO
ピアノのグリッサンド奏法をモチーフにした高速曲。譜面も難しく、演奏者泣かせの一曲。 - 2016年:おにぎりはどこかしら♪
世界大会課題曲公募(中学生以上部門)で採用。初音ミク歌唱。作詞・作曲・編曲・演奏すべて担当。 - 2020年:EXRiXiS
公募採用。複雑な展開と高難度譜面が特徴。 - 2024年:アシェンプテルの虹奏
公募採用。幻想的な世界観と緻密な譜面構成。 - 2024年:Khionos TiARA
公募採用。高速かつ変則的な譜面で話題。
その他の公式収録曲
- 2020年:Socius(Ellim Gnirpsとの合作)
疾走感とメロディの美しさが融合した共同制作曲。 - 2020年:MUSEDASH!!!!
音楽ゲーム「Muse Dash」とのコラボ曲。明るくノリの良いリズム。 - 2020年:Dear Another Nova
落ち着いた雰囲気のメロディアスな楽曲。ピアノの旋律が印象的。 - 2020年:super summer vacation
夏らしい爽快感のある楽曲。軽快なリズムが特徴。
これらの楽曲は、いずれも「太鼓の達人」公式に収録されており、プレイヤーからも高い評価を受けています。
さらに、これらの楽曲をピアノアレンジしたCD「よみぃ×太鼓の達人 ピアノコレクション(おに)」もリリースされており、作曲者としての表現力と演奏者としての技術が融合した作品となっています。
演奏だけでなく、音楽を“創る”側としても第一線で活躍するよみぃさん。
その幅広い音楽的センスと挑戦心が、太鼓の達人というゲームの枠を超えて、多くの人の心を動かしているのだと思います。
「神業チャレンジ」でのパフォーマンスと“人間らしさ”
2024年の「THE神業チャレンジ」では、よみぃさんが太鼓の達人部門で王者に輝きました。そして2025年の放送では、前年王者のパーマ大佐との直接対決が実現。
先行のパーマ大佐が安定したプレイを見せた後、後攻のよみぃさんが挑戦。しかし、なんと20打目で“不可”を出してしまい、まさかの失敗に終わりました。
これまで神業チャレンジで失敗したことがなかっただけに、視聴者の間でも驚きの声が広がりました。何より、私自身が一番驚いています。そして、きっと一番驚いていたのは、よみぃさん本人ではないでしょうか。
一体何が起こったの⁈
いつも完璧に仕上げてくる姿ばかりを見てきただけに、「よみぃさんも人間なんだな」と感じた瞬間でした。
本人も、観ていた私たちも不完全燃焼に終わってしまった印象があり、次こそは本来の“完璧な姿”を見せてくれることを期待しています。
ピアノと太鼓の共通点と“音楽的二刀流”
ピアノと太鼓の達人。一見まったく異なるように見えるこの2つの世界ですが、よみぃさんにとってはどちらも「音を操る手段」です。
リズム感・瞬発力・集中力・表現力――これらの要素は、両方の演奏に共通して求められるもの。
実際、よみぃさんはTBS「THE神業チャレンジ」で、ピアノ演奏と太鼓の達人の両方で“神業”チャレンジに成功しています。
それぞれ異なる技術が求められる挑戦で、どちらも一発勝負の緊張感の中で完遂した姿は、まさに“音楽的二刀流”の証といえるでしょう。
YouTubeでは、太鼓の達人の楽曲をピアノで演奏する動画もあり、ゲーム音楽を別の形で楽しむきっかけになっています。
演奏技術はもちろん、音楽の魅力を伝える工夫にもよみぃさんらしさが感じられます。
まとめ:演奏・作曲・挑戦のすべてを音楽に捧げる人
よみぃさんは、ピアノ演奏者であり、作曲家であり、音楽ゲームプレイヤーでもある――まさに“音楽的三刀流”の存在です。
そのどれもが中途半端ではなく、深く追求されているからこそ、多くの人の心を惹きつけてやまないのでしょう。
今回の記事で、よみぃさんの「太鼓の達人」側の魅力にも触れていただけたなら幸いです。
そして、次に彼がどんな“音楽の挑戦”を見せてくれるのか、ますます楽しみですね。
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