ロイヤルファミリーが描いた“相続馬主”は現実にある?ドラマと競馬制度を比べてみた

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ドラマ「ロイヤルファミリー」が、ついに最終回を迎えてしまいましたね。
毎週楽しみにしていた分、終わってしまうと少し寂しい気持ちになります。

物語の中では、耕一(目黒蓮)が“相続馬主”として馬を受け継ぎ、数年後には正式な馬主になっている姿が描かれていました。
あの展開を見ていて、「これって現実の世界でもあり得るのかな?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ドラマで描かれた“馬主の継承(相続)”という設定が、実際の世界でも可能なのかどうかを、ドラマファン目線で調べてみました。
ドラマの余韻を残しつつ、現実の制度と照らし合わせて見ていきたいと思います。

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ドラマで描かれた「馬主」という存在

ドラマ「ロイヤルファミリー」において、馬主という立場は、単なる“お金持ちの象徴”としてではなく、特別な責任と覚悟を伴う存在として描かれていました。

耕一(目黒蓮)は、自ら望んで馬主の世界に足を踏み入れたわけではありません。
家族の事情によって馬を受け継ぎ、“相続馬主”という形でその立場を引き継ぐことになります。
それは、華やかな競馬の世界とは裏腹に、突然大きな役割を背負うことでもありました。

ドラマの中で印象的だったのは、馬主であることが「資産を持つ」という意味だけではなく、
馬の命や未来に責任を持つ立場として描かれていた点です。
調教師や厩舎関係者との関係、レース結果に一喜一憂する姿からも、馬主という存在の重みが伝わってきました。

また、物語の終盤では、2030年の耕一がインタビューを受けているシーンが描かれ、そこで彼が正式な馬主になっていることが明かされます。

そこに至るまでの過程が細かく描かれていたわけではありません。
しかし、突然提示されたその未来の姿からは、戸惑いながらも馬主という立場と向き合い続け、
やがて自分なりの答えを見つけていったであろう、時間の積み重ねが感じられました。

視聴者はその空白の時間を想像することで、耕一が背負ってきた責任や覚悟を、より強く受け取ったのかもしれません。
「馬主になる」というよりも、「馬主を継承する」「引き継ぐ」という描かれ方だったからこそ、
この設定はより現実味を帯び、視聴者の心に強く残ったのではないでしょうか。

では、このドラマで描かれたような馬主の継承は、果たして現実の世界でも可能なのでしょうか。
次の章では、実際の馬主制度や相続との関係について、詳しく見ていきます。

馬主になるための条件

日本で馬主になるには、中央競馬(JRA)地方競馬(NAR)で条件が異なります。
特に中央競馬の馬主資格は、「富裕層のステータス」とも言われるほど、厳しい基準が設けられています。

ドラマ「ロイヤルファミリー」で描かれていた馬主像は、まさにこの中央競馬の世界をイメージしていると考えてよいでしょう。

中央競馬(JRA)の個人馬主の条件

中央競馬で個人馬主になるには、かなり厳しい基準が設けられています。
ドラマで描かれていたような「限られた人だけの世界」に近いのが、この中央競馬です。

  • 過去2年間の所得が 2,000万円以上
  • 継続的に保有する資産が 1億円以上
  • JRAによる登録審査に通過すること

単にお金があるだけでなく、継続的に馬を所有・維持できるかどうか、社会的信用があるかどうかも含めて審査されます。

地方競馬(NAR)の個人馬主の条件

一方で、地方競馬は馬主への入り口として比較的現実的な選択肢です。
「まずは馬主を経験してみたい」という人が選ぶケースも少なくありません。

個人馬主の場合

  • 直近の所得が 500万円以上

法人馬主の場合

  • 資本金 300万円以上 など

中央競馬と比べると、条件のハードルがぐっと下がっているのが分かります。

このように、ドラマのように資産家の家に生まれた人物が馬主資格を継承するのは、現実でも十分あり得る話です。実際、競馬界では「代々馬主」という家系も珍しくありません。資産や所得の条件を満たしていれば、親から子へと資格を引き継ぐことが可能です。

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相続馬主は現実に存在する?

結論から言うと、相続によって馬主を引き継ぐケースは、現実にも存在します。

馬主資格は個人に対して与えられるものですが、資産や競走馬を相続した家族が、新たに馬主資格を取得することで、実質的に“継承”することが可能です。

つまり、ドラマのように

資産家の家に生まれた人物が、馬とともに馬主の立場を引き継ぐ

という展開は、現実でも十分にあり得る話なのです。

実際の競馬界でも、「代々馬主」という家系は決して珍しくありません。
親が築いた馬主活動を、子どもや親族が引き継いでいくケースは多く見られます。

ただし、ドラマと違い、自動的に馬主になれるわけではなく、引き継ぐ側も所得や資産の条件を満たす必要があるという点は、現実ならではの違いといえるでしょう。

馬主になるための費用とリスク

馬主になるには、資格要件を満たすだけでなく、実際にかかるお金の話も避けて通れません。

  • 競走馬の購入費用:数百万円〜数千万円
  • 維持費:年間数百万円(調教費、厩舎費用、保険料など)
  • 収益構造:レース賞金の約8割が馬主に配分されますが、必ずしも利益が出るわけではありません。

多くの場合、馬主は「投資」というよりも「趣味やステータス」として楽しむ側面が強いのが現実です。

一般人が馬主の世界に触れる方法

「馬主なんて夢のまた夢」と感じる方も多いかもしれません。
ですが、現実的な選択肢もきちんと用意されています。

  • クラブ法人を通じて馬を共同所有する「共有馬主制度」
    • 数十人〜数百人で1頭を所有
    • 月数万円程度から参加可能
  • 地方競馬の馬主登録
    • 中央競馬より条件が緩やか

こうした制度を利用すれば、ドラマで描かれていた世界を、ほんの少しだけ現実で体験することもできます。

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まとめ

ドラマ「ロイヤルファミリー」で描かれた“相続馬主”という設定は、フィクションのように見えながらも、実は現実の競馬界にも通じるものでした。
ただし、実際に引き継ぐためには、資産や所得といった条件を満たす必要があり、ドラマのように誰でもすぐ馬主になれるわけではありません。

とはいえ、共有馬主制度や地方競馬など、一般の競馬ファンでも馬主の世界に触れられる選択肢が用意されているのも事実です。
ドラマをきっかけに「馬主ってどんな世界なんだろう?」と気になった方は、少し調べてみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。

華やかな社交界の一面と、現実的な費用や責任、そしてリスク。
その両方を知ったうえで振り返ると、「ロイヤルファミリー」が描いた世界は、きっとこれまでよりも身近に感じられるはずです。

ドラマは終わってしまいましたが、作品が見せてくれた世界や余韻は、まだしばらく楽しめそうですね。

ロイヤルファミリーロケ地記事はこちらです👇

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