映画『愚か者の身分』ロケ地巡りレポート|新宿で映画をたどる街歩き

ロケ地

2025年10月24日に公開された『愚か者の身分』。
公開翌日に鑑賞し、約1週間後にはロケ地巡りをしてきました。
まだ映画の記憶が鮮明なうちに訪れることができ、感激の連続でした。
今回は、新宿に点在するロケ地を巡った記録をレポートします。

ロケ地情報はこちらです👇

都庁のおもいでピアノ

『愚か者の身分』のロケ地巡りと言いつつ、最初に向かったのはロケ地とは関係のない東京都庁。展望室には以前訪れたことがありますが、ピアノが設置されてからは今回が初めてです。

午前中だったせいか、展望室へ向かうエレベーター待ちの列は思ったより少なめ。
日本人は少なく、観光客らしき方が多い印象でした。手荷物検査があることには少し驚きました。

南展望室の45階に着くと、早速ピアノの音色が聞こえてきました。
「ここで、よみぃさんやハラミちゃん、けいちゃんが弾いていたんだ」
そう思った瞬間、感激してしまい、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。

順番待ちの列は意外と短く、同じ人が弾き終わったあとに再び並び直している様子も。
皆さんとてもお上手で、私もいつかここでピアノを披露できるように頑張りたいと思いました。

都庁おもいでピアノ
  • 装飾:草間彌生によるデザイン
  • 設置場所:東京都庁第一本庁舎 45階 南展望室
  • 演奏時間:開室日の10:00~12:00、14:00~16:00
  • 演奏ルール:1人5分まで

珈琲西武本店

都庁の次は、ようやくロケ地へ。

まず向かったのは、珈琲西武 本店。細い道にあるビルの2階にあります。
昼間は行列ができると聞いていましたが、運よくすぐに入店できました。

店内はステンドグラス、シャンデリア、赤いソファ、花柄の絨毯など、昭和レトロな雰囲気。
2023年に前の店舗から移転したとのことで、内装は新しさもありつつ、座席の配置がゆったりしていて落ち着ける空間でした。

映画に登場した窓際の席はすべて埋まっていたため、その近くの席に座りました。
ロケ地紹介記事にも書きましたが、ここはタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)が客に戸籍を売るシーンの舞台です。

映画で使われたのは、こちらの席の1つ隣だと思われます。ちょうどお客様がいたので、その隣の席の写真だけ撮ることができました。

食事は特製オムライスとケーキセットを注文。
ふわふわの卵が乗ったオムライスは、デミグラスソースとケチャップライスの相性が抜群。
ケーキセットは4種類から選べ、モンブランを選びました(イチゴショートは品切れ)。
アイスコーヒーにしたのは、映画の中でマモルが頼んでいたからです。

店内は若い人が多く、出る頃には店の外に行列ができていました。

珈琲西武 店舗情報
  • 所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-6-12 ハナミチTOKYO歌舞伎町 2階
  • 電話番号:03-4589-8731
  • 営業時間
    • 月〜土:11:00~23:30(ラストオーダー 23:00)
    • 日・祝:11:00~23:00(ラストオーダー 22:30)
  • 定休日:なし(年中無休)
  • 席数:約110席
  • 特徴:1964年創業の老舗純喫茶。2023年に現在の場所へ移転。ステンドグラスや赤いソファなど昭和モチーフの内装が特徴。若者から年配層、外国人観光客まで幅広く利用されている。

歌舞伎町(東京都新宿区歌舞伎町1丁目)

次に向かったのは、歌舞伎町。

映画では夜のシーンで使われていた場所なので、昼間に訪れるとネオンが灯っておらず、まるで別の場所のように感じました。

ここは、タクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)が並んで歩くシーンに使われていた場所です。

夜ほどの雑踏はありませんでしたが、映画と同じ場所を実際に歩いているだけで、自然と作品の空気がよみがえってきました。

新宿ゴールデン街(東京都新宿区歌舞伎町1丁目1〜2周辺)

続いて、新宿ゴールデン街へ。

狭い路地がいくつも入り組んでいるため、映画に登場した筋がどこなのか、しばらく探すことになりました。
こちらも、タクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)が並んで歩くシーンに使われていた場所です。

SNSに投稿されていた画像に「花園三番街」の看板が映っていたことで、場所を特定することができました。

個性的なバーが密集していて、普段自分が訪れるような場所とはまったく違うため、まるで異国に迷い込んだような感覚でした。

桔梗橋(神田川)

映画に何度も登場していた橋については、最初のロケ地記事を書いた時点では場所を特定できませんでしたが、後から調べたところ、神田川にかかる「桔梗橋」だったことが判明しました。

劇中では、タクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)が立ち止まったり、語り合ったりする印象的な場面で繰り返し使われていた橋です。

次回は、桔梗橋にも足を運んでみたいと思います。

ロケ地記事にも追記していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

この日はロケ地巡りをしたあと、新宿伊勢丹とルミネにも立ち寄ってから帰途につきました。
新宿には何度か訪れたことがありましたが、映画のロケ地になった場所は初めての場所ばかりで、とても新鮮でした。

桔梗橋には行けなかったことが心残りです。次回はぜひリベンジしたいと思います。

ロケ地が新宿に集中しているので、徒歩でも巡りやすく、映画の世界を身近に感じられる体験になります。
映画を観た方は、ぜひロケ地巡りも楽しんでみてはいかがでしょうか。

映画のレビュー記事はこちらです👇

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