【レビュー】厚切りジェイソン『お金の増やし方』&『お金の稼ぎ方』の極意と哲学

有名人

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厚切りジェイソンさんの著書『ジェイソン流 お金の増やし方』を図書館で借りて読んでみました。想像以上に良かったので、これは息子たちにも読ませたい!と思いすぐに購入。そしてついには『ジェイソン流 お金の稼ぎ方』まで気になって、またまた図書館で予約。

……が、待ち人数が多すぎて予約したことすら忘れるほど時間が経ち(笑)、ようやく先日、順番が回ってきました。
読んでみたら、やっぱり良い!今度も購入して息子に送りつけました。

物価が上がる一方で、なかなか収入が増えにくいこの時代。
そんな中、ジェイソンさんの“お金の哲学”は、参考になるというよりも「目からウロコ」の連続でした。

厚切りジェイソンさんってどんな人?

お笑い芸人として知られるジェイソンさんですが、実はIT企業の役員という、二足のわらじどころか、もう三足くらい履いてるんじゃ?っていう超多才な人。

テレビで見る限りは“Why Japanese People⁉”のイメージだったけど、ふたを開けてみたら、

・アメリカの普通の家庭に生まれ
・飛び級で大学へ
・日本とアメリカの企業でキャリアを積み
・その一方で芸人デビュー

と、なんだかものすごく濃い人生を歩んでいて。

しかも、芸人か実業家か、どっちかじゃなくて「どっちも突き詰める」という生き方がすごい。本人いわく「唯一無二になる」ことを目指しているそうで、その言葉通りの生き方。

30代半ばで「もう家族が一生困らないレベルの資産を築いた」って聞いたら、もう…説得力が違いすぎます。

『ジェイソン流お金の増やし方』を読んでみた

この本のテーマは「どうやってお金を増やすか」なんだけど、書いてあることはとってもシンプル。

  • 投資信託(インデックスファンド)で、長期・分散・積立
  • 投資するためには「支出を抑える」ことが前提

この2本柱です。

中でも衝撃だったのが、ジェイソンさんの“節約っぷり”。
「ケチ」とか「我慢の節約」じゃなくて、「価値を感じないものにお金を払わない」という哲学的なスタイル。
私もそこそこ節約家だと思ってたけど、彼はもう別次元。
「お金がある人ほど、こういうマインドなのか…」と、目が覚める思いでした。

しかもありがたいのが、内容がちゃんと「普通の人にできるレベル」に落とし込まれていること。
専門用語も難しい計算も出てこなくて、スッと頭に入ってくる。なのに、ちゃんと学びが深いです。

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『ジェイソン流お金の稼ぎ方』からの学び

今回読んだ『稼ぎ方』では、「どうやってお金を稼ぐか」にフォーカスされています。

ジェイソンさんが大事にしているのは、この3つが交わるところで勝負すること。

  • 自分にしかできないこと
  • 世の中に求められていること
  • 自分が好きなこと

ここで特に刺さったのが「唯一無二になる」という考え方。

たとえば、競争の激しい分野で一番になるのは難しくても、「100人に1人のスキル×2つ」で1万人に1人になれる。

読んだ瞬間に頭に浮かんだのが、私の推しの一人・YouTuberのよみぃさん
ピアノと太鼓の達人、どちらも超一流だけど、この2つを掛け合わせて活躍してる人って他に思いつかない。
まさにジェイソンさんの言う「唯一無二」の存在そのものです。

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誰にでも“ジェイソン流”は応用できる!

この本の好きなところは、「芸人でもIT企業の役員でもない自分には関係ない」と思わせない点。

たとえば、

  • 料理 × SNS発信
  • 介護 × デザインスキル
  • 子育て × ブログ

みたいに、一見つながりのなさそうなことを組み合わせることで、「自分だけの価値」が生まれるんだなと。
それが稼ぎにつながるだけじゃなく、人生の充実感にもなるんじゃないかと思います。

ジェイソンさんの節約術、本当にアメリカ人?

ここまで節約するアメリカ人っていますか?(笑)
私の勝手なイメージではアメリカ人ってもっとお金を豪快に使うと思ってたけど、ジェイソンさんは真逆。

①自動販売機やコンビニでなるべくペットボトル飲料は買わない!
②必要がないならコンビニに行かない
③交通手段はまず歩く!
④より安いスーパーで大量買い&割引買い
⑤スペックが大して変わらないなら安い代替品で対応
⑥洋服は基本買わないorお下がり
⑦飲み会には基本行かない
⑧ジムは公共施設を活用
⑨サブスクリプションサービスは見直す
⑩ポイント倍増に騙されない。ポイントはごほうび遣いをしない
⑪欲しいものは少し待ち、安いものを買う
⑫家族がお金に対して同じ価値観を持つ

私もけっこう節約してるつもりだったけど、⑥と⑦は…まだ修行が足りません。

ちなみに①は実践中。ただ、ジェイソンさんはインスタントコーヒーを炭酸水の空ボトルに溶かして持ち歩くらしく…さすがにそこは真似できない。私はドリップ派です。

③もやってはいるけれど、彼のように10km超えはちょっと…。これもレベルが違いすぎる。

全部マネするのは無理でも、「意識する」だけでお金の使い方が変わるかもしれません。

まとめ:息子にも自分にも伝えたい“お金の哲学”

ジェイソンさんの本を読んで思ったのは、「お金との向き合い方って、人生そのもの」だなということ。

・自分にとって、本当に大事なことは何か
・何にお金を使うと幸せを感じるのか
・自分にしかできない価値って何か

そういう問いを、自然に考えさせてくれる本でした。

これから社会に出る、出たばかりの息子たちにも、そしてこれからまだまだ人生を楽しむ私自身にも、そっと手渡したいお金の教科書。

そして、あらためて思いました。

ムダ遣いゼロ生活、完璧には無理でも目指してみる価値はあるかもしれません。

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