NHK朝ドラ『ばけばけ』を毎日楽しみに観ています。初回から主題歌が気になり、回を重ねるごとにその存在感は増していきました。私も思わず「主人公たちが歌っているのでは?」と錯覚してしまうほど、ドラマにぴったりの曲です。
「この曲を歌っているのは誰だろう?」と思った方も多いのではないでしょうか。主題歌を担当しているのは、夫婦で活動するフォークデュオ、ハンバート ハンバートです。今回は、その魅力を私の体験談も交えながらご紹介します。
ハンバート ハンバートとは
夫婦ならではの掛け合いで、聴く人の心にじんわり染み渡る音楽。
ハンバート ハンバートは、佐藤良成と佐野遊穂による夫婦デュオ。1998年に結成され、2001年にCDデビューを果たしました。アコースティックを基盤に、フォークやカントリー、アイリッシュトラッドの要素を取り入れた温かい音楽が特徴です。
二人が交互に、あるいは掛け合うように歌うスタイルは、まるで夫婦の会話をそのまま音楽にしたかのよう。歌詞も日常の喜怒哀楽や小さな悩みをシンプルに描くので、聴く人の心に自然と寄り添います。
基本情報
- メンバー
- 佐藤良成(1978年生まれ、神奈川県出身)
ボーカル、ギター、フィドル、バンジョーなどを担当。作詞・作曲も手がける。 - 佐野遊穂(1976年生まれ、東京都出身)
ボーカル、ハーモニカ、ティン・ホイッスルなどを担当。
- 佐藤良成(1978年生まれ、神奈川県出身)
- 結成:1998年。大学時代のバンド活動を経て二人だけが残り、デュオとして活動開始。
- 関係性:夫婦であり、3人の子どもを育てながら音楽活動を続けている。
活動歴と代表作
25年以上の活動歴が、主題歌の温かさに結実しています。
- 1998年:結成。大学時代のバンド活動を経て夫婦デュオとして活動開始
- 2001年:CDデビュー。
- 2003年:メジャーデビュー
- 2005年:「おなじ話」がFM局でパワープレイされ、全国的に注目を集める。
- 2024年:アルバム『カーニバルの夢』収録曲「トンネル」が映画『大きな家』主題歌に起用
- 2025年:2025年の第76回NHK紅白歌合戦に初出場が決定。
代表曲:「おなじ話」「ぼくのお日さま」「タイヨウ」
映画・CM提供:映画『包帯クラブ』『プール』、小田急電鉄CM「待ち合わせ」、ACジャパンCM「あなたでいいのだ。」など
『ばけばけ』主題歌「笑ったり転んだり」の魅力
ドラマのテーマと見事に重なる、夫婦の温かさを感じる一曲。
この曲は、ドラマの夫婦が支え合う物語とリンク。私もオープニングで流れると、思わず涙が出そうになります。掛け合いの歌声が夫婦の会話のようで、ドラマの世界に自然と引き込まれます。
代表曲「おなじ話」の掛け合いスタイルが受け継がれ、ドラマの世界観をさらに身近に感じさせます。
視聴者の反響とSNSの声
放送直後からSNSや配信サービスで反響が続出。
- 「朝から泣いてしまった」「歌詞が心に刺さる」
- 「沁みる歌」「朝ドラ主題歌で一番好き」
- 「え、この二人夫婦なの!?」
- 「紅白で共演してほしい」
YouTubeや配信サービスでの再生数も急増し、若い世代を中心に広く拡散。朝ドラ主題歌としては異例のスピードで注目を集めています。
まとめ
ハンバート ハンバートが夫婦デュオだと知ると納得です。あの温かいハーモニーと日常に寄り添う歌詞は、夫婦だからこそ生まれたものでした。
改めて振り返ると、主題歌「笑ったり転んだり」は単なるBGMではなく、ドラマの物語を支える“もうひとつの主人公”のような存在です。毎朝流れるたびに、私の心もじんわり温かくなるのを感じます。アーティストの背景を知ることで、さらに曲の世界に深く入り込めるのではないでしょうか。
NHK朝ドラ『ばけばけ』の主題歌「笑ったり転んだり」はこちら

