2025年7月1日、二宮和也さんの新しいカバーアルバム「〇〇と二宮と2」がリリースされました。
その中の1曲、スキマスイッチの「未来花(ミライカ)」で、なんとピアノ演奏とアレンジをまらしぃさんが担当していると知ったのは、X(旧Twitter)での投稿がきっかけ。
まらしぃさんのファンとしては、思わず画面を二度見してしまうほどのビッグニュースでした。
「ブラックペアン」での共演から再び音楽でつながる
二宮和也さんとまらしぃさんといえば、2024年放送のTBSドラマ「ブラックペアン シーズン2」での共演が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
実は、まらしぃさんの音楽がドラマで使用されたのは第5話と第7話のみ。登場シーンは限られていたにもかかわらず、強烈な印象を残していました。
第5話
●使用曲:「ちょっとつよい天国と地獄」(まらしぃのアルバム『ちょっとつよいクラシック』より)
●シーン:天城雪彦(二宮和也)が木崎(恵俊彰)の過去の悪事を暴く、痛快な場面。
緊張感と爽快感が交錯する展開に、軽快なピアノアレンジがぴったりとマッチしていました。
第7話
●使用曲:まらしぃさんがこのドラマのために特別に演奏・アレンジしたクラシック曲(例:「ちょっとつよい魔王」など)
●シーン:「天城クラシックタイム」と呼ばれる印象的な演出パート。
緊迫感と美しさを際立たせる劇伴(BGM)として使用されました。
特筆すべきは、二宮さんがまらしぃさんに「ドラマシーンに合わせたピアノを弾いてほしい」と直接依頼したことで実現したコラボだったという点。まさに“音楽での共演”と呼ぶにふさわしい瞬間です。
こうした特別なつながりがあったからこそ、今回の「未来花」での再共演はファンにとって感慨深いものになっています。
「未来花」とはどんな曲?
スキマスイッチの「未来花(ミライカ)」は、2018年にリリースされたバラード曲。
やさしいメロディにのせて、大切な人と過ごす日々の尊さ、未来への想いを描いた歌詞が特徴です。
その一部をご紹介します。
僕が優しくあなたを呼ぶ そのたび心に 一輪の花が咲く
このままずっと抱きしめていたい 萎れてしまわないように
美しく輝くその花は 未来
愛の告白のような歌詞でありながら、「日常の大切さ」や「未来への希望」が込められた一曲。
静かに、でも力強く胸に響いてくるような楽曲です。
二宮和也さんの歌声 × まらしぃさんのピアノ
今回のカバーでは、イントロからまらしぃさんのピアノが心に響きます。
そして続くのは、二宮さんのやさしく、どこか切ない歌声。
ピアノアレンジは、原曲の雰囲気を損なうことなく音の厚みが少し増したような印象。
原曲とは異なる表情を持ちつつも、しっかりと敬意が感じられます。
構成はシンプルに、“歌とピアノだけ”。
だからこそ、お互いの表現が引き立ち、それぞれの個性がまっすぐ伝わってくるのです。
ちなみに私自身、二宮さんの歌声には以前から惹かれていて、「虹」という曲も大好きです。
こちらは、よみぃさんが友人の歌声に合わせてピアノ伴奏している動画で知りました。
この曲も、まさにベタな愛の歌なのですが、ニノさんの声との相性が抜群なんですよね。
ファンとして、まらしぃさんの活躍が誇らしい
まらしぃさんは、YouTubeやニコニコ動画で注目を集めたピアニスト。
その後、アニメ・ゲーム音楽の演奏、ライブ活動、CM・ドラマ音楽の提供と、活動の幅をどんどん広げてきました。
今回のように、国民的アイドルであり俳優でもある二宮和也さんのアルバムに参加するなんて、本当に夢のような出来事。
ファンとしては、誇らしくて仕方がありません。
そして何より嬉しいのは、二宮さんのような一流の表現者が、まらしぃさんの音に価値を感じてくださっているという事実。
これはもう、まらしぃファン冥利に尽きます。
「未来花」は、まらしぃさんの音が咲かせた“名カバー”
今回の「未来花」は、原曲の美しさと二宮さんの歌声の魅力、そしてまらしぃさんのピアノが重なって生まれた“奇跡の一曲”です。
まらしぃさんのピアノが、まるで音で“花”を咲かせるように、歌に彩りを添えてくれています。
まだ聴いていない方は、ぜひチェックしてみてください。
まらしぃさんとニノさん、それぞれの世界観が重なり合うことで生まれたこの楽曲には、静かな感動があります。
ニノさん、本まで出してます。
スキマスイッチ「未来花」
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