女子バレーが粘り強くなった理由──それはイケメン監督アクバシュの存在

有名人

現在、タイで開催されている女子バレーボール世界選手権2025において、日本代表が準々決勝でオランダを破り、15年ぶりとなるベスト4進出を果たしました。粘り強く戦い抜く姿勢が際立つ今大会の日本チームですが、その背景には、フェルハト・アクバシュ監督の存在が大きく影響していると感じます。

以前の記事では、監督の端正なルックスに惹かれた気持ちを綴りました。あれから数ヶ月、アクバシュ監督は確かにチームの空気を変え、選手たちの信頼を集めながら、ここまで導いてきました。

この記事では、あらためてアクバシュ監督の魅力とその影響力に焦点を当てながら、女子バレー日本代表が準決勝に進むまでの歩みと、チームの変化を振り返っていきます。

前回の記事はこちらです👇

アクバシュ監督が変えた空気

アクバシュ監督は、試合中に大声で指示を飛ばすタイプではありません。
選手の目を見て、必要な言葉だけを静かに伝える。
その姿勢が、選手たちの落ち着きや集中力につながっているように感じます。

ベンチの雰囲気も以前とは違って、どこか柔らかく、でも芯がある。
選手たちが自分を信じてプレーできるのは、監督が彼女たちを信じているから。
そんな空気が、今の日本代表には確かに流れています。

試合データから見える粘り強さ

今大会の日本代表は、接戦をものにする展開が続いています。特に逆転勝ちやフルセットの試合が多く、粘り強さが際立っています。

📊 主な試合結果(2025年女子バレーボール世界選手権)

試合対戦国セットカウント備考
予選第1戦カメルーン3-0(25-21, 25-17, 25-19)安定した立ち上がりで快勝
予選第2戦ウクライナ3-2(25-27, 20-25, 25-20, 26-24, 15-11)0-2からの逆転勝利、粘り強さが光る
予選第4戦セルビア3-1(25-23, 30-28, 23-25, 25-18)世界大会2連覇中の強豪を撃破
準々決勝オランダ3-2(20-25, 25-20, 22-25, 25-22, 15-12)フルセットの激闘を制し、15年ぶりのベスト4進出

こうして並べてみると、どの試合も簡単には勝てていないことがわかります。
それでも勝ち切れているのは、技術だけでなく、精神的な粘り強さが育っている証拠だと思います。

選手たちの声ににじむ信頼

準々決勝・オランダ戦の後、選手たちはそれぞれの言葉で試合を振り返り、チームの成長を語っています。

選手コメント(報道より)

  • 和田由紀子(アウトサイドヒッター)
    「毎試合毎試合強くなってるなと思います。全員が勝ちにこだわって、すごく試合を楽しめていて、本当にそれで今日も試合を勝つことができて感謝です」
  • 石川真佑(キャプテン)
    試合前には「コンディションを整えて、それぞれがいい準備をして、いいスタートダッシュができるように準備していきたい」と語っていました。

これらのコメントには、直接「監督」という言葉は登場していません。
しかし、“毎試合強くなっている”“全員が勝ちにこだわっている”“いい準備ができている”といった言葉の背景には、日々の練習や試合でのマネジメントがあるはずです。

アクバシュ監督は、選手の個性を尊重しながら、チームとしての一体感を育てるスタイルを貫いています。
その結果として、選手たちが自信を持ってプレーし、試合を楽しめる空気が生まれている──そう考えると、これらのコメントは、監督の影響を間接的に物語っていると言えるのではないでしょうか。

※これらは筆者が試合や報道を通じて感じた印象であり、選手の発言をもとにした個人的な考察です。

なぜ今、アクバシュ監督が話題なのか

日本代表の快進撃とともに、アクバシュ監督への注目度も急上昇しています。
その理由は、采配の的確さだけではありません。実は、ある“珍事”がSNSで話題になったことも、検索数の急増につながっています。

試合中の“珍事”が話題に

準々決勝・オランダ戦の第4セット中、コート際にいたアクバシュ監督の腹部に、オランダ選手のスパイクが偶然直撃するというアクシデントが発生。
実況席では「監督、やっつけられた!」と驚きの声が上がり、映像がSNSで拡散されました。
その瞬間のリアクションが「かわいすぎる」「痛そうだけど笑ってるのがすごい」と話題になり、監督の人柄に対する共感が広がりました。

SNSでの“推し監督”化

この出来事をきっかけに、SNSでは「フェロー監督かわいい」「あの笑顔に癒された」「推せる監督」といったコメントが急増。
試合後のインタビューでも、監督は冗談交じりに「痛かったけど、勝てたから大丈夫」と語り、ファンの間で“推し監督”としての人気が定着しつつあります。

こうしたエピソードは、監督の人間味やチームとの距離感を象徴するものでもあり、単なる戦術家ではない“魅力的な存在”としての印象を強めています。

“イケメン”のその先へ

前回の記事では、完全に見た目に惹かれていました。
「こんな監督いるの!?」という驚きとときめきで、勢いで書いた部分もあります。
でも今は、その“ときめき”が、采配や人間性への尊敬に変わってきています。

彼の指導は、選手の個性を尊重しながら、チームとしての一体感を育てるスタイル。
そのバランス感覚が絶妙で、「この人が監督でよかった」と思わせる説得力があります。

また、日本文化への理解も深く、試合後のコメントでは選手の努力や礼儀を丁寧に讃えていて、
その姿勢が、日本のファンの心にも自然に響いているように感じます。

“イケメン”という入り口から入ったものの、今では監督としての力量にこそ惹かれています。

おわりに

「女子バレーの監督にときめくなんて」と綴ったあの日の気持ちは、今も胸の奥に残っています。
でも、その感情は、見た目への憧れだけでなく、選手たちと向き合う姿勢やチームを導く力への敬意へと変化してきました。

アクバシュ監督のもとで、日本女子バレーは確実に変わり始めています。
準決勝の舞台で、彼の采配がどんな輝きを放つのか──
その瞬間を、心から楽しみにしています。

そしてまたその先で、彼の存在に“ときめく理由”を更新していけたらと思っています。

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