テレビ朝日系火曜ドラマ「ちょっとだけエスパー」がスタートしましたね。
都市を舞台にしたSFラブロマンスという設定の中で、登場人物の動きや会話とともに映し出される街の風景が印象的です。
本作では、都内のオフィス街や下町の商店街、郊外の自然エリアなど、さまざまなロケ地が登場します。
それぞれの場所が、物語の雰囲気や登場人物の背景を補う役割を果たしており、街の空気感がドラマの世界観を支えています。
この記事では、そんな「ちょっとだけエスパー」のロケ地をもとに、街歩きルートと立ち寄りスポットをエリア別に整理してご紹介します。
アクセス情報や周辺の見どころもあわせて掲載していますので、ドラマの世界を感じながら街を歩いてみたい方、聖地巡礼を楽しみたい方の参考になれば幸いです。
「ちょっとだけエスパー」ロケ地一覧
電通本社ビル屋上
- 登場シーン: 第1話冒頭、文太(大泉洋)が「ぶんぶんぶん」を歌いながら立っている場面です。人生のどん底を象徴するような孤独な描写となっています。
- 所在地: 東京都港区東新橋1丁目8-1
- 備考: JR「新橋駅」から徒歩約5分、ゆりかもめ「汐留駅」直結です。高層ビルの屋上からの眺望が、物語のスケール感と非日常性を演出しています。文太の心情を象徴する導入シーンとして使われています。
赤坂インターシティコンファレンス
- 登場シーン: 文太がノナマーレ社の面接を受ける場面で使用されています。ガラス張りの会議室が登場します。
- 所在地: 東京都港区赤坂1丁目8-1 赤坂インターシティAIR 2階
- 備考: 東京メトロ「溜池山王駅」直結です。モダンで静かな空間が、物語の導入部にふさわしい舞台として使われています。
住友不動産三田ガーデンタワー(ノナマーレ社外観)
- 登場シーン: ノナマーレ社の外観として登場します。
- 所在地: 東京都港区三田3丁目5-19
- 備考: 都営浅草線・三田線「三田駅」から徒歩約5分です。近未来的なビルの構造が、物語の“ちょっとだけ不思議”な世界観を支えています。
株式会社Grand Central 東京本社オフィス(三田ツインビル西館)(ノナマーレ社内観)
- 登場シーン: ノナマーレ社のオフィス内のシーンに使用されています。株式会社Grand Centralの公式サイトにて、ロケ地として使用されたことが明記されています。
- 所在地: 東京都港区三田3丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館15階
- 備考: 都営三田線・浅草線「三田駅」A1出口より徒歩約6分、JR「田町駅」三田口より徒歩約7分です。株式会社Grand Centralの東京本社オフィスとして知られ、デザイン性の高い会議室やワーキングスペースが特徴です。ドラマ「プライベートバンカー」など他作品でもロケ地として使用された実績があります。
立喰そばうどん ふじ
- 登場シーン: 文太(大泉洋)が自分のエスパー能力「他人に触れると心の声が聞こえる」を試す場面です。立ち食いスタイルの店内で、日常の中に“ちょっとだけ不思議”が入り込む印象的な描写です。
- 所在地: 東京都港区港南2丁目2-13
- 備考: JR「品川駅」港南口から徒歩約3分です。昭和感漂う立ち食いそば店で、地元の人々に親しまれています。店内の狭さと人との距離感が、文太の能力発現シーンにリアリティを与えています。
エコファームカフェ632(ECO FARM CAFE632)
- 登場シーン: 文太(大泉洋)が「高橋健作のスマホの充電を14時までにゼロにする」というミッションを受けて訪れるカフェ。広々とした店内で、文太が周囲の様子をうかがいながら行動する場面が描かれています。
- 所在地: 東京都渋谷区神宮前6丁目32-10
- 備考: JR「原宿駅」から徒歩約5分、東京メトロ「明治神宮前駅」7番出口から徒歩約1分。静かな空間と自然光が、文太の“ちょっとだけ非日常”な任務シーンを引き立てています。
- 所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目32-10 ピアザアネックス1F
- 電話番号:03-3498-0632
- 営業時間:11:00~20:00(L.O. 19:00)
- 定休日:なし
- 特徴:自社農場の無農薬野菜を使った料理が人気のナチュラル系カフェ。開放感のある吹き抜け空間とテラス席があり、最大150名まで収容可能。貸切や撮影にも対応しており、ドラマや映画のロケ地としても実績多数。
鉄板焼き せきや
- 登場シーン: 文太と四季が“仮初の夫婦生活”を送る社宅として登場します。鉄板焼き店の2階部分が社宅設定で使用されており、生活感と少しの違和感が混ざり合う印象的な場面です。
- 所在地: 東京都足立区関原2丁目46-13
- 備考: 東武スカイツリーライン「西新井駅」から徒歩約15分。関原通り商店街にも近く、周辺の街並みとあわせて“ちょっとだけ日常”を描く場面に登場しています。
- 所在地:東京都足立区関原2丁目46-13
- 電話番号:03-3840-5511(※要確認)
- 営業時間:17:00~22:00(L.O. 21:30)
- 定休日:日曜・祝日
- 特徴:昔ながらの住宅街にある鉄板焼き店。1階はカウンター中心の店内で、2階は住宅スペースとしても使われている構造。
関原通り商店街
- 登場シーン: 四季(宮﨑あおい)が自転車で走る場面。生活感のある街並みが印象的です。
- 所在地: 東京都足立区関原2丁目付近
- 備考: 東武スカイツリーライン「西新井駅」から徒歩約15分です。昔ながらの個人商店が並ぶ通りで、地域の日常風景が物語の“素朴さ”や“親しみやすさ”を引き立てています。
隅田川沿い・あおぞら公園付近の堤防
- 登場シーン: 文太、四季、円寂、半蔵の4人が並んで歩く場面で登場します。静かな堤防沿いの風景が、物語の“ちょっとだけ仲間感”や“非日常の中の穏やかさ”を演出しています。
- 所在地: 東京都荒川区南千住8丁目(あおぞら公園〜隅田川堤防沿い)
- 備考: JR常磐線・東京メトロ日比谷線「南千住駅」から徒歩約10分。隅田川沿いの遊歩道と公園が連続しており、スカイツリーを望む開放的な景色が特徴です。ドラマでは、登場人物たちの関係性が少しずつ変化していく様子を象徴する場面として使われています。
小林ランドリー(狛江市)
- 登場シーン: 四季(宮﨑あおい)が働くクリーニング店として登場します。文太との“仮初の夫婦生活”を描く日常シーンに使用されています。
- 所在地: 東京都狛江市西野川1丁目12-3
- 備考: 京王線「柴崎駅」または「つつじヶ丘駅」から徒歩圏内です。住宅街の中にある昔ながらのクリーニング店で、素朴な街並みが登場人物の生活感を引き立てています。他のドラマでもロケ地として使用された実績があります。
青梅市・日野市・狛江市・八王子市(多摩地域)
- 登場シーン: 社宅や住宅街、通勤風景のシーンに使用されています。文太と四季の“仮初の夫婦生活”を支える日常描写に登場する可能性があります。
- 所在地: 東京都青梅市河辺町、日野市新町、狛江市岩戸南、八王子市長房町など
- 備考: 河川敷や静かな住宅街が登場します。青梅市では西和ロケーションサービスが協力しており、自然と静けさが漂う場面が印象的です。多摩地域ならではの空気感が、物語の“ちょっとだけ非日常”を支えています。
箱根ロープウェイ 桃源台駅
- 登場シーン: 桜介(ディーン・フジオカ)が文太(大泉洋)を蹴る場面。予告映像でも印象的に使われています。
- 所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
- 備考: 箱根ロープウェイの終点駅で、芦ノ湖の湖畔に位置しています。観光地としても人気があり、広々とした駅前広場と湖の眺望が、物語の“非日常”を強調する場面に使われています。アクセスは箱根登山バス「桃源台」停留所すぐ。
戸田市川岸
- 登場シーン: エキストラ募集情報により、ロケ地として使用されたことが判明しています。具体的な登場シーンは現時点では未確認です。
- 所在地: 埼玉県戸田市川岸2丁目付近(荒川河川敷)
- 備考: JR埼京線「戸田公園駅」から徒歩約15分です。荒川河川敷の広がりと開放感が、物語の転機や非日常的な場面に使われる可能性があります。今後の放送回で登場する場面に注目したいロケ地です。
東名高速道路・秦野中井IC付近
- 登場シーン: 四季が運転する車に文太、桜介、円寂、半蔵が同乗し、赤い車を追うカーチェイス風の場面です(予告映像より)。
- 所在地: 神奈川県中井町境付近(東名高速「秦野中井IC」周辺)
- 備考: 東名高速の山間部に位置し、周囲には自然が広がっています。カーブの多い道路と開けた視界が、スピード感と緊張感を演出するシーンに適しています。実際の撮影は、交通規制のもとで行われた可能性があります。
東名高速道路・足柄サービスエリア(上り)
- 登場シーン: エキストラ募集情報により、ロケ地として使用されたことが判明しています。具体的な登場シーンは現時点では未確認です。
- 所在地: 静岡県御殿場市深沢字前野原1801-1(東名高速・上り線)
- 備考: 富士山を望む眺望が魅力のサービスエリアです。広々とした空間と自然に囲まれた立地が、物語の非日常感や移動シーンに適している可能性があります。今後の放送回で登場する場面に注目したいロケ地です。
おすすめ街歩きルート
港区・品川〜三田〜赤坂エリア
- 立喰そばうどん ふじ(港南2丁目)
文太が能力を試す場面。品川駅港南口からすぐ。 - 住友不動産三田ガーデンタワー(三田3丁目)
ノナマーレ社の外観。近未来的なビル。 - Grand Central東京本社(三田ツインビル西館)
ノナマーレ社のオフィス内。公式サイトでロケ地使用が明記。 - 赤坂インターシティコンファレンス(赤坂1丁目)
文太が面接を受ける場面。溜池山王駅直結。
☆ルート:品川駅 → 港南ふじ → 三田駅周辺(徒歩)→ 赤坂(電車)
- 品川駅(JR・京急)から徒歩約3分で「立喰そばうどん ふじ」
- 「品川駅」→「田町駅」(JR山手線で約5分)→徒歩で三田ガーデンタワー/Grand Central
- 「三田駅」→「赤坂駅」または「溜池山王駅」(都営三田線+東京メトロ南北線で約15分)
☆徒歩移動:品川〜三田間は電車移動推奨(徒歩だと約30分)
☆電車移動:山手線・都営三田線・南北線を活用
- 品川インターシティのカフェテラス(港南口すぐ)
- 慶應義塾大学三田キャンパスの赤レンガ建築(歴史的建造物)
- 赤坂氷川神社(静かな境内で一息)
渋谷・原宿エリア
- ECO FARM CAFE 632(神宮前6丁目)
文太がスマホ充電ゼロミッションを遂行するカフェ。
☆ルート:原宿駅 → ECO FARM CAFE 632 → 表参道散策
- 原宿駅(JR山手線)または明治神宮前駅(東京メトロ千代田線・副都心線)から徒歩約5分
- 表参道・キャットストリート周辺は徒歩で回遊可能
☆徒歩移動:駅からカフェまで徒歩圏内。周辺は散策向き
☆電車移動:渋谷・表参道・明治神宮前の各駅が利用可能
- 表参道ヒルズ(建築とショップの融合)
- キャットストリート(裏原宿の個性派ショップ街)
- 太田記念美術館(浮世絵専門の静かな美術館)
足立区・関原エリア
- 鉄板焼き せきや(関原2丁目)
文太と四季が住む社宅設定。 - 関原通り商店街
四季が自転車で走る場面。
☆ルート:西新井駅 → 関原通り商店街 → 鉄板焼きせきや
- 西新井駅(東武スカイツリーライン)から徒歩約15分
- 商店街〜せきや周辺は徒歩移動が基本
☆徒歩移動:駅からやや距離あり。自転車利用もおすすめ
☆バス移動:西新井駅から関原方面行きの都バス利用も可
- 西新井大師(関東屈指の厄除け寺)
- 関原のパン屋「ブーランジェリー・ジャンゴ」(地元人気店)
- 足立区生物園(静かな公園と小動物展示)
狛江市・西野川エリア
- 小林ランドリー(西野川1丁目)
四季が働くクリーニング店。
☆ルート:柴崎駅またはつつじヶ丘駅 → 小林ランドリー
- 柴崎駅(京王線)またはつつじヶ丘駅(京王線)から徒歩約15〜20分
- 住宅街の中を歩くルート。静かな街並みを楽しめます
☆徒歩移動:駅からやや距離あり
☆バス移動:狛江駅から小田急バス利用も可(「西野川」バス停下車)
- 多摩川五本松公園(川沿いの静かな散策路)
- 狛江駅前の「こまえカフェ」(地元野菜を使ったランチ)
- 泉龍寺(狛江の歴史ある寺院)
多摩地域
- 青梅市・日野市・八王子市など
社宅や通勤風景の場面。
☆ルート:青梅駅 → 河辺町 → 日野 → 八王子(車移動推奨)
- 青梅駅(JR青梅線)から徒歩またはバスで河辺町へ
- 各市間の移動は車またはレンタカー推奨(公共交通は本数少なめ)
☆車移動:複数市を巡る場合は車が便利
☆バス移動:市内移動はバス利用可(本数に注意)
- 青梅・昭和レトロ商品博物館(昭和の街並み体験)
- 日野・新選組のふるさと歴史館
- 八王子・高尾山口温泉 極楽湯(街歩き後の癒し)
荒川区・南千住エリア
- 隅田川堤防・あおぞら公園付近(南千住8丁目)
☆ルート:南千住駅 → あおぞら公園 → 隅田川堤防
- 南千住駅(JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス)から徒歩約10分
- 公園〜堤防沿いは徒歩でのんびり散策可能
☆徒歩移動:駅からのアクセス良好
☆自転車移動:隅田川テラス沿いはサイクリングにも最適
- 汐入公園展望台(スカイツリーと隅田川の眺望)
- 南千住「カフェむぎわらい」(天然酵母パンとランチ)
- 回向院・小塚原刑場跡(歴史スポット)
埼玉・戸田市川岸エリア
- 戸田市川岸2丁目付近(荒川河川敷)
☆ルート:戸田公園駅 → 荒川河川敷 → 戸田橋周辺
- 戸田公園駅(JR埼京線)から徒歩約15分
- 河川敷は広いため、自転車または徒歩での移動がおすすめ
☆徒歩移動:駅から河川敷までアクセス可能
☆自転車移動:彩湖方面まで足を延ばすならレンタサイクルも便利
- 彩湖・道満グリーンパーク(広大な自然公園)
- 戸田公園ボートコース(水辺の景観)
- カフェ・ド・ラパン(地元人気の洋菓子店)
箱根・東名高速エリア
- 箱根ロープウェイ 桃源台駅
- 東名高速・秦野中井IC/足柄SA(上り)
☆ルート:箱根湯本駅 → 桃源台駅 → 東名高速経由で足柄SAへ
- 箱根湯本駅(箱根登山鉄道) → 桃源台駅(箱根ロープウェイ)
- 東名高速のロケ地(秦野中井IC・足柄SA)は車移動が前提
☆ロープウェイ移動:早雲山駅〜桃源台駅(約25分)
☆車移動:東名高速利用。足柄SAは上り線(東京方面)に位置
- 芦ノ湖遊覧船乗り場(桃源台)
- 箱根ビジターセンター(自然展示)
- 足柄SAの「富士山眺望テラス」&地元グルメコーナー
まとめ
ドラマ「ちょっとだけエスパー」は、文太・四季・円寂・半蔵らの不思議で少し切ない日常を描きながら、東京・多摩・箱根など多彩なロケ地を舞台に展開されます。ロケ地は単なる背景ではなく、登場人物の心情や関係性を映し出す“もうひとつの登場人物”のような存在です。
本記事では、物語の流れに沿ってロケ地を紹介し、さらに街歩きルートや立ち寄りスポット、交通手段まで整理しました。品川〜三田〜赤坂のビジネス街、原宿のカフェ、足立区の社宅、狛江のクリーニング店、隅田川の堤防、多摩地域の住宅街、そして箱根の湖畔まで—それぞれの場所に、文太たちの“ちょっとだけ非日常”が刻まれています。
〈ロケ地巡りのポイント〉
- 物語の空気感を感じること
- 街の魅力を発見すること
- 日常の中に“ちょっとだけ”入り込む非日常を味わうこと
ドラマを観たあとに歩くと、風景が少し違って見えるかもしれません。そんな“ちょっとだけ”の変化を楽しむ街歩きへ、ぜひ出かけてみてください。
北村匠海さん出演映画『愚か者の身分』のロケ地ガイドはこちらです👇



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